先日購入したα7R IIが到着しました。
本当に今さらの購入になってしまいました。
実際1月ごろも買おうか迷っていたのですが、そこでは後継機が出そうだったのでスルーしてしまったんですよね(;´∀`)
まあ、新機種のα9は出てきましたが、自分のほしい高画素、高画質なカメラではなかったので、これまたスルー。
結局こんな中途半端な時期に買ってしまいました。
ちょっと後悔もしながら到着を待っていたのですが、触ったらもう
もう、ヤバイですね
めちゃくちゃキレイ、今まで使っていたD7100よりも格段にきれいになっています。
D7100もローパスレスで解像感の高いカメラなのですが、もうレベルが違いました。
買ったばかりでハイになっているので変な前フリになっていますが、今回はファーストインプレッションということで簡単なサイズ感と高感度をみて、ちょうどこの間あったアップデートについてもみていきたいと思います。
外観
まずは外観を見ていきましょう。
大変小さいです。
今まで使っていたD7100がすごく大きく感じます。
ただ、FE 24-70mm F2.8 GMをつけるとかなり重く感じます。
小さいからなおさら重く感じるんでしょうね、2時間ほどいじっただけで腕が痛くなりました。
この組み合わせで考えている人は、お金を貯めることも大事ですが、しっかり筋トレもやっておいたほうがいいです。写真を見るまで重量でかなり後悔しました(;´∀`)
いやーFE 24-70mm F2.8 GMがでかい
ほんとに大きい。
かなり巨砲です。
高感度
手頃な被写体がなかったのでなんか以前展示会に行って貰ったアットマークテクノさんのぬいぐるみを使わせていただきます。
ちょっと失敗してF値が最後2つ変化しています。
レンズはFE 24-70mm F2.8 GMのテレ端70mmを使用しています。
絞りは開放のF2.8で撮影しています。
非圧縮RAWで撮影してLightroomの初期設定値で現像しております。
下の画像は目のあたりの等倍切り取り画像です。
そのままの解像度でアップしているので、クリックすると大変容量の大きい画像が開きます。
データ通信量に注意してください。
ISO100
ISO200
ISO400
ISO800
ISO1600
ISO3200
ISO6400
ISO12800
ISO25600
ISO51200
ISO102400
常用できる感度は?
常用はISO6400
ギリギリISO12800
私の印象ではISO6400まで、ギリギリISO12800といったところです。
ただ、今回のテストではRAWファイルでしかもノイズ除去をカラー以外(カラーはLightroomの初期設定でかかっています)かけていないので、現像設定次第ではISO25600も使える気がします。
それぞれの感度のイメージはこんな感じですね。
- ISO1600でやっとノイズが出ているかなといったところです。
- ISO3200は1600とそこまで変わった印象はありません。
- ISO6400からノイズがはっきりと気になってきます。
- ISO12800~51200ではディテールの潰れが気になります。
でも51200が結構健闘していて驚きます。
ISO102400(最大感度)ではカメラの液晶でもノイズがわかるくらいノイジーです。
ネットにあげる用でもきついかもしれません。
本当に緊急用ですね。
手ぶれ補正の威力
さてさてこの世代のα7シリーズからボディ内手ぶれ補正が内蔵されました。
そこで、試しに焦点距離70mmシャッタースピード1/15で4枚連射で撮影してみました。
使用しているFE 24-70mm F2.8 GMには手ぶれ補正が無いので、補正はボディのみとなります。
通常であれば最低でも1/70できれば1/100のシャッタースピードがほしい焦点距離です。
4枚中1枚がブレずに撮れた
結構ビックリです。
買ったばかりでまだまだ慣れていないので、一枚も取れていないかと思っていました。
通常のシャッタースピードを1/70とすれば2.5段分の補正ができているということですかね。
その写真がこれです。
これもそのままの解像度でアップしているので、クリックすると大変容量の大きい画像が開きます。
データ通信量に注意してください。
ここまでの補正力があれば感度をあげなくてもどうにかなる場面が多そうです。
AF操作感(ver 4.00適用)
本当にたまたま購入した直後にアップデートが配信されました。
それもSONYにしては大変珍しい現行機種に対する機能向上のアップデートです。
具体的には以下内容のアップデートでした。
“自動電源OFF温度”機能を追加
フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上
カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映On/Off)」機能を追加
“ファイル名設定”機能を追加
外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
ライブビュー表示設定効果反映Off時の測距時の絞り動作の最適化
長秒時NR設定がOFF時の画質の向上
その他の動作安定性向上
今回はその中でもAFの操作感についてみてみたいと思います。
AFの操作感はα7シリーズの懸念点でもあり、私もその点が一番心配でした。
ただ、このアップデートでニコンの操作感とほとんど遜色ないAFポイントの選択ができるようになっています。
具体的には2ステップでAFポイントの変更ができて、しかもコントロールホイールも使えるようになりました。
設定の方法
カスタムボタンに「フォーカススタンダード」という機能を割り当てるとコントロールホイールの上下左右でフォーカスポイントを移動できるようになります。
私の場合はコントロールホイールの中央ボタンに「フォーカススタンダード」を設定しています。
これだと1本の指でAFポイントを操作できるようになるんですよね。
このように「フォーカススタンダード」を設定したカスタムボタンを押すとフォーカス位置選択が可能となります。
また、コントロールホイールを回すとフォーカスポイントの大きさの変更も可能です。
今回のアップデートでジョイスティックがなくても不便しないようになりました。
AFの操作感で購入をためらっている方はもう買いどきかもしれません。
まとめ
高画素、高画質でさらに高感度もいける。
ほんとに現時点で最高のカメラですね。
そしてAFの操作感の改善。
これは大きいです。
AFポイントを簡単に変えられるようになったことでニコンなどの一眼レフと同じようなピント合わせが可能です。
これで弱点はなくなったんじゃないかな。
今度は作例を交えて紹介をします。
また、FE 24-70mm F2.8 GMについても紹介記事を近々あげます。