LeofotoのMT-03+LH-25というミニ三脚を1年半ほど使ってみたのでレビューしてみます。
今までミニ三脚はマンフロットのパチもんの三脚やz型のものをミニ三脚の代わりとして使っていました。
ただ、パチもんの方はα7を乗せると安定性がなく、z型は本来スライダーに乗せる用途のため三脚代わりにするにはバランスが取れないものでした。
そこで金属製で安定性のあるミニ三脚がほしいと目をつけたのがこれです。
他にも似たような製品はあるのですがこれにした理由は折りたたみ式の足を持っていることです。
足のヒンジ部分も硬すぎないのに完全に伸ばさなくてもカメラを支えられているので十分な強度です。
ちなみに緩んだら六角で締められるようになっているのですが、未調整のまま1年半使って特に緩むようなこともないです。
また、雲台もこのサイズながら操作性もいい感じで使いやすいです。
サイズ感
サイズ感はα7SIIIにFE 20mm F1.8 Gをつけた長さ寄りちょっと長いくらいでコンパクト。
ピークデザインのバッグだと小物ポケットにも収まるので手軽に持ち出すことができます。
フルサイズミラーレスでも支えられる
α7SIIIにFE 16-35mm F2.8 GMを装着してマイクもつけた状態だと足を伸ばして重心に気をつければ下向きでも支えることはできます。
ただ、ちょっとでも触ると倒れてしまいますが。
なのでこういった場合は以下のようなプレートを使用すると重心を変えられるので足を畳んだ状態でもほとんどの姿勢で安定させることができます。
Leofotoからも出されていますが、自分はAliexpressで購入した1,800円くらいの安いやつを使用してます。
AliExpress.com Product – XILETU NNR-140 Camera Bracket Lengthened Quick Release Plate Clamping For Panoramic and Macro Shooting Arca Swiss
かなり安いですが品質面では特に問題は起きていません。中国からの発送なので到着に1ヶ月かかることが問題なくらいです。横に書かれているメモリも手元の適当な定規と比べても0.2mm程度の誤差なのでほとんど問題ないです。
重量も130gなので重くないですし。
これを使用するとFE 70-200mm F2.8 GMでも支えることができます。
1/4インチサイズのネジ穴
足には1/4インチサイズのネジ穴(普通のサイズの三脚ネジ穴)がついているので、マジックアームをつけて拡張することも可能です。
web会議などの際にカメラとともにライトを付けると顔を照らすことができるので結構重宝しました。
Leofotoからも以下のようなマジックアームが販売されていますが高いです。
AM-2というマジックアームを実際に買って使ってますが質感、品質は三脚同様かなりいいです。
が、あまり重いものを乗せるものでもないので、自分はSmallRigのマジックアームを使用してます。
値段が半分以下なので。
感想
1年半使ってみて感じた難点は金属製なのでカバーを付けないとカメラを傷つけるくらいです。
これはちゃんとしまうときにカバーを付ければ済む話なのであまり気にしなくてはいいかと思いますが、
私のようにズボラはバッグに直接放り込んでしまっていたのでカメラに傷が付きました笑。
それ以外は気になる点もなくミニ三脚はこれ一台で十分と感じる製品です。