以前の記事でGoogleのロケーション履歴からkmlファイルをダウンロードしてGPXファイルに変換する方法を紹介しておりましたが、いつの間にかkmlファイルでなくJSONファイルしかダウンロードできなくなっておりましたので、今回はJSONファイルをGPXファイルに変換する方法を紹介します。

事前準備
pythonをインストール
以下のサイトからpythonをダウンロードしてインストールしてください。
参考 pythonpython.orglocation-history-json-converterのダウンロード
以下のgithubからダウンロードして適当なフォルダに解凍してください。
参考 location-history-json-convertergithub中身をデスクトップとかに移動させておくと楽です。
dateutilモジュールのインストール
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してdateutilモジュールをインストールします。
py -m pip install python-dateutil
JSONファイルからGPXへの変換
Googleのロケーション履歴からデータをダウンロードする方法は以下の記事で紹介していますのでそちらを参照ください。違う点はkmlではなくJSONでダウンロードするという点だけです。

ダウンロードしたロケーション履歴のファイルのうち「Records.json」を先程ダウンロードして解凍しておいたlocation-history-json-converterの中にあるlocation_history_json_converter.pyと同じフォルダ内に移動してください。
コマンドプロンプトでlocation_history_json_converter.pyが保存されているフォルダに移動した状態で以下の内容のコマンドを実行すると変換が完了します。
location_history_json_converter.pyなどの解凍したフォルダの中のファイルをデスクトップに移動している場合は先に以下のコマンドを実行すればokです。
cd desktop
これでlocation_history_json_converter.pyが保存されているフォルダ(デスクトップ)に移動した状態担っています。
py location_history_json_converter.py Records.json 任意のファイル名.gpx -f gpxtracks -s 任意の開始日時 -e 任意の終了日時
実際のコマンドの例
出力するファイル名:123.gpx
出力する日時:2022年6月7日から2022年6月15日
この条件で変換する場合は
py location_history_json_converter.py Records.json 123.gpx -f gpxtracks -s 2022-06-07 -e 2022-06-15
とします。
終わりに
以上の内容でLightroomで使用できるGPXファイルが出力されます。
Lightroomで写真に位置情報を付ける方法は以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

参考にしたサイト
参考 pythonpython.org 参考 location-history-json-convertergithub 参考 Pythonライブラリのインストール - pipの使い方GAMMASOFT