ついにα7シリーズ待望の新型ベーシックモデルα7 Ⅲが発表されました。
基本的なスペックはα9やα7R Ⅲに準拠しているようなものですね。
特に目新しい新機能はありませんが…23万という価格にここまで詰め込むことが一番の驚きですかね(^_^;)
発売は3月23日
予約は3月2日(金)10時からだそうです。
私もいやまさかこんな凄まじいスペックで出してくるとは思いませんでした。
てか、こんなスペックで出されたらα7R Ⅲを購入した人はどうなるんだよ…
私のように高画素を目的として購入した人はいいが、そうでない人にとっては単純に画素数が落ちただけで基本スペックは変わらないどころか一部は上回ってるよ…
とりあえずα9やα7R Ⅲから引き継がれて搭載された機能を見てみます。
機能に関する詳細な情報は以下のサイトを御覧ください。
参考
ソニーの最先端カメラ技術を凝縮した“フルサイズミラーレス”ベーシックモデル
一瞬を豊かな表現力で切り取る『α7 III』発売SONY プレスリリース
参考
ソニー、α9・α7R IIIの最新仕様を取り入れたベーシックモデル「α7 III」デジカメ Watch
参考
α7 III WITH 35 MM FULL-FRAME IMAGE SENSOR Full Specifications and Featuressony.com
新開発センサーにα9、α7R Ⅲの画像処理エンジン搭載でAFは一部上回る
2世代に渡って使用されたセンサーがついに世代交代されてまさかの裏面照射型に大幅進化。
そして画像処理エンジンとフロントエンドLSIはα9とα7R Ⅲのものを搭載。
フルサイズのベーシックモデルでここまでしちゃいますか!
センサーや画像処理関連はα7 Ⅱのものをそのまま持ってくるかなと思っていたのでびっくりです。
センサーは新開発の裏面照射型
ついにベーシックモデルに裏面照射型のセンサーが搭載されました。
画素数は約2420万画素とα9のものと同じです。
α7 Ⅱから10万画素少ない程度ですのでほぼほぼ変わらないです。
ギャップレスオンチップレンズや反射を低減するARコーティング付きシールガラスの搭載もα9、α7R Ⅲ同様ですね。
高感度性能は数値上α9と同様
常用ISO感度最高51200
拡張時はISO50-204800
これはα9と同様です。
画像処理エンジンもα9、α7R Ⅲと同様に
α9、α7R Ⅲと同じ画像処理エンジンBIONZ XとフロントエンドLSIが搭載されてますね。
AFはスペック上α9とα7R Ⅲを上回る
AFは4Dフォーカスに進化。
像面位相差AFが693点
コントラストAFが425点
像面位相差AFがα9と一緒でα7R Ⅲの399点よりも多くなっています。
コントラストAFがα7R Ⅲと一緒でα9の25点より多くなっています。
AFに関してはα9、α7R Ⅲのいいとこ取りですね。
精度に関してはα9と違い積層メモリーを搭載していないことが影響するかですね。
α9が最大60回/秒の演算と謳っているのでそこまでは行かないのかな?
てか積層メモリーはここに関係しているのかな?
あとはもちろん瞳AFに対応。
こちらも精度がどうなのかですね。
実物触ってみなくちゃわからんな。
憶測:てかこのセンサーα9のものじゃないか?違いました
ここは単純に私の憶測ですので
ただ単に発表されている情報だけなのでなんとも言えませんが、もしかしたらα9のセンサーをそのまま搭載しているのではないでしょうか。
有効画素数、高感度性能、像面位相差AFポイント数
以上のイメージセンサーに由来するのではないかと思われる部分が数値上は一緒なので。
高感度性能はLSIにも影響されるかな?
おそらくα9の積層されたメモリー部分を無効化してイメージセンサー部分のみを有効にしているんじゃないかと。
確か積層センサーも開発当初は他社の研究含め歩留まりの改善が課題となっていたとどっかで見たような…(ソースなくてすみません)
まあ、単純にCMOSの歩留まりとDRAMの歩留まりがフルサイズの大きさでかけ合わさるのですから歩留まりが通常のセンサーと比べて悪いのは予想がつくのですが。
何が言いたいかというとα9のセンサーでDRAM部分に問題があったものを使用しているとすれば、α9のセンサーコスト低下にもつながるのではないかな~と
以下の記事にあるようにGPUでよくあるフラグシップの一部を無効にして廉価版を製品化するというのがもしかしたら行われてるのかな、なんて勝手に想像してました。
参考
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■なぜNVIDIAのGeForce GTX 480はプロセッサ数が減ったのかPC Watch
すみません💦海外で公開されていたスペック表をみたら総画素数は約2530万画素だったので、α9のものではありません。
参考
α7 III WITH 35 MM FULL-FRAME IMAGE SENSOR Full Specifications and Featuressony.com
α7R Ⅲと同様の10コマ/秒のメカシャッター搭載
メカシャッターに関してはα9を超えたα7R Ⅲと同様の10コマ/秒を搭載してきました。
いや、ここは5コマだろと思っていたのですがね(^_^;)
ただもう凄まじいわ
サイレントシャッターに関しては従来通りと言ったところでα9のようにローリングシャッター歪みを抑えられるようにはなっていないようです。
まあ、センサーにDRAM積層してないからね。
動画も4K HDR撮影に対応
ここに関してはα7R Ⅲと同様ですね。
α9のようにピクチャープロファイルやLog非対応なんてことにはなってないようです。
⇒はようα9はこれ対応してあげないと。オールマイティーにα9を使うアマチュアユーザーは不満爆発するんじゃないか?
4K60Pはα7S Ⅲに持ち越しかな
もちろん今回も4K60Pには非対応です。
ここで対応されたら激怒ですよ
だったらα7R Ⅲでやっとけと
おそらくこれは動画機と呼ばれるα7S Ⅲで搭載されるのではないかな。
ボディやバッテリー、デュアルスロットなどなどその他のスペックもα7R Ⅲと同じに
ボディーはα7R Ⅲと同じ
ボタン等含めてα7R Ⅲと全く同じです。
α9とも肩が違うだけです。
バッテリーはα9、α7R Ⅲ同様NP-FZ100が採用
α9で採用され、α7R Ⅲでも採用された大容量バッテリーNP-FZ100が採用されました。
実際にα7R Ⅲを使ってますが、α7R Ⅱの頃と比べて断然違います。
てか予備バッテリーがいらないです、せっかく買ったのに。
UHS-Ⅱ対応のデュアルスロット。もちろんスロット1だけの対応
こちらもα9、α7R Ⅲ同様
次世代の機種ではもうメモリースティックやめて両方共UHS-Ⅱ対応してくれないかな。
USBもMicroとType-C搭載
ここはα7R Ⅲと同じですね。
ファインダーは倍率以外は従来通りかな
ファインダーに関してはα7 Ⅱと同様ですかね。
画素数も同じでフレームレートも選択できないようですし。
倍率のみα9、α7R Ⅲとおなじ0.78倍ですね。
α9、α7R Ⅲのサブ機としても最高!…
こうしてみると初めてのフルサイズとして最適なのはもちろんのこと、現在α9やα7R Ⅲを使用している方のサブ機としても最高ではないでしょうか。
ボディーやボタンの位置、バッテリーも一緒。
劣る点は
α9のサイレントシャッターと20コマ/秒の高速連写
α7R Ⅲの高画素
これぐらいしか違いがありません。
…あれ逆に言えばこれが必要ない人はα7 Ⅲで十分じゃん
上位機種食っちゃってるよ
まとめ
α9やα7R Ⅲを見送った方
正解と言わざる負えない
ここまで本気のエントリーモデルを出してくるとは思いませんでした。
大体SONYはフラグシップに力を入れてエントリーモデルはそこそこに収める。意図的に
そんなイメージであったので、全部のせしてくることは予想できませんでした。
まさしくベーシックモデルというにふさわしいカメラ
弱点が見当たりません。
本気でSONYはフルサイズで覇権を握るつもりなのか…
こうなってくると4K60P対応が予想されるα7S Ⅲや超高画素モデルα9(ほんとに出るかわからんが)への期待が高まる!でももうちょっと勘弁してほしい、お金が持たない!