SONYがMWCでデュアルカメラのモジュールを展示している。9月のIFA 2018で搭載機種発表か

先ほど以下の記事の通りSONYがMWCでXperia XZ2/XZ2 Compactの2機種を発表しました。

MWCでは登場が期待された4KスマホXperia XZ Premiumの後継機種は発表されませんでしたが、どうもデュアルカメラ搭載で9月のIFA 2018で登場しそうな情報が出ています。

MWCでデュアルカメラのモジュールを技術展示

以下のサイトによるとMWC会場でSONYは開発中のデュアルカメラのモジュールを展示しているようです。


参考
Fusion-ISP: Sonys Dual-Kamera macht Fotos bis ISO51200 möglichcomputerbase

ドイツ語は読めないので機械翻訳で読んでみる限り、このモジュールは現行多くのデュアルカメラ搭載スマホで採用されているような異なる画角のレンズを搭載しているのではなさそうです。

追記

PC Watchでもこのモジュールの紹介が入ったみたいですね。

染谷氏は「複眼カメラがスマートフォンのトレンドになっていることは認識しており、弊社としてもそれをどのように実装するかは検討してきたが、他社のように単なるテレ側、ワイド側としてだけ使うのではなく、もっとソニーらしい提案をしたいと考えてきた。そこで、新しく開発したISP単体チップと組み合わせることで暗所における超高感度撮影を可能にした」と説明する。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1108601.html

その特徴は高感度性能

このデュアルカメラモジュールは2つのモジュールから得られた画像を「Fusion」という画像信号プロセッサで処理して高感度性能を大幅に向上させるようです。

動画ではISO12800
静止画ではISO51200
の感度が使用できるようですね。

Xperia XZ Premiumでは
静止画では3200
動画では調べられませんでした(;´・ω・)

ちなみにミラーレス一眼のα7R Ⅲではこんな感じです。
動画ではISO32000
静止画ではISO102400

「数値上では」かなり近いところまで来ているようですね

まあ、静止画だけでも4段分感度を上げることができるようです。
参照元の記事にも書いてありますが、ISO感度は数値が上だから暗闇でも「きれいに」撮れるというわけではありませんが、これだけ数値を上げられるようにしたということはノイズ耐性も改善されるということなのでしょうね。

現行のデュアルカメラと違い画質を上げる方向でデュアルカメラが使用されるのはいい流れではないでしょうか。
この方向で技術が進むと本当に将来的には大きなイメージセンサーが必要なくなり、小さなセンサーを複数使用することでさらにコンパクトできれいな写真の撮れるカメラになるのでしょうかね。

9月のIFAで搭載機種が発表されるか

今回のMWCでも3つ目の機種としてXperia XZ2 Pro?Premium?が発表されるのではないかとのうわさも流れていました。
そしてその噂の中にデュアルカメラ搭載も含まれていました。

その噂が正しかったとすると、このモジュールを搭載した機種は9月のIFAで発表されるのではないでしょうか。

 

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