12TBのHDDがWestern Digitalから発表されました
詳細は以下の記事を御覧ください
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1033812.html
製品の仕様は以下
詳しくは元記事を御覧ください
製品仕様
回転数:7200rpm
転送レート:255MB/sec(10TBモデル)
バッファ容量:256MB
インターフェイス:SATA 6GbpsもしくはSAS 12Gbps
MTBF:250万時間
保証期間:5年
プラッタはPMR(垂直磁気記録:通常のHDDと同じ方式)
プラッタ数は8枚でヘリウム封入タイプ
出荷時期は2017年上半期
プラッタ容量は全体容量と枚数から1.5TBが採用されていると思われます
昭和電工の第8世代に当たるものですかね
価格はまだ発表されていませんが、コンシュマー向けではないので、高いのではないかと思います
今後のはどうなる??
しかし、最近は容量の増加がすごいですね
こないだ10TBが出たと思ったらもう12、14TBですからね
ただ、増やし方は将来性があるのか疑問ですが…
昔はプラッタの容量密度を上げる形で容量増加ができていました
しかし、密度の向上も限界が見え始めてきています
そこで、最近はヘリウムを中に封入してプラッタ枚数を増やすことで容量を増加させています
この方法でも良いのですが、プラッタ枚数が増えるだけではコストが落ちないので、容量が増えた分だけプラッタが増えて、その分価格も上がるという状態になっています
なので、大容量がすぐにメインの価格帯に落ちてくることは今後ないのかもしれません
どこで見たか忘れましたが、ヘリウムを使用して増やせるプラッタ数は9枚とのことなので、次は1枚増やした13TBが出てくるのでしょうか
SMRは??
SMRも今回発表されました。
こちらは2017年中盤に投入とのこと
今後の容量増加はSMRが主になるのですかね
SMRはデータ転送速度にムラがあるのであまり使いたくはないのですが
SMRについては今後解説記事を書きます
数年前に話題になっていた熱アシストの製品はいつ出てくるのでしょうか
それとも今しばらくはプラッタ数を増やすのとSMRの採用がメインになるのかな